はい、恒例の無作為チョイスです。
出ました。NewOrder!
彼らについては後、10年は語るつもりはなかったのですが、仕方ない。
このアルバムは2001年発表。
前作から8年空けての8作目です。
まさかNewOrderがGetReady?
合わない。
違和感を感じ聴いてみるとNewOrderなんだけど、ちょっと待て。
PrimitiveNotionで分かった!
これはディスコではなくロックです。
もはやゴシック様式ではないけれど。
おお来たか!
という作品はNewOrderの新作というより、再生したJoyDivisionの作品でした。
これは紛れもなくJoyDivisionの復活です。
ついに時熟をみました。
NewOrderを通過して孵化したJoyDivisionに他ありません。
もう一回PrimitiveNotion聴き直して確認してみよ。
いやのっけからCrystalではないか?そこで気づけ!
ただ、ボーカルがイアンでないだけの。
知っている人ならこれだけ言えばわかるはずですが、わかる類の人なら既にこれを買って100回は聴きこんだでしょうから、わざわざ書くまでもない。
CloseRangeのようなNewOrder然とした音ももちろんありますが、これも感涙ものとは言え。
もうみんな相当な歳に達しているのに、この若々しくも瑞々しい苦悩。
その懐かしい唯一無比のサウンド。
いいんだこれで。
ほんとうに音楽にDNAを感じます。
逃れ難い宿命。
JoyDivisionに感じた共振・共感がそのままに蘇ってきます。
そしてNewOrderの甘味で気怠い感動。
そのないまぜになった毒。
TurnMyWayそしてViciousSteak
このカットアップする光景の既視感は何なのだろう?
めくるめく郷愁と焦慮の念。
そう。
わたしには忘れられないものがある!
いいんです。
大人になる必要なんてない。
われわれは最初から大人になる運命にはない。
情けないままに純化していけばよい。
そのままCrystalに結晶するんだ。
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