次回があるか、ないかは分かりません。
(読者がいればその3も考えます(笑)
レオノーラ・キャリントン
7.ダ・ヴィンチ
「十分に終わりのことを考えよ。まず最初に終わりを考慮せよ。」
「想像力は諸感覚の手綱である。」
「感性は地上のものである。理性は観照するとき感性の外に立つ。」
「われわれをめぐるもろもろの物象のなかでも、無の存在は趣意を占める。」
8..バルテュス
「伝記的事実は必要なし。バルテュスは画家で、彼については何も知られていない。ゆえに絵を見よう。」
9.デルヴォー
「わたしはこどものころの時期の汽車を描いている。そうすることによってわたしのこどもの時期そのものについてのなにかを描いているのだ。」
10.エッシャー
「彼の頭部、更に正確にはその両眼の中央の一点が、この全域の絶対の中心となる。彼がどの方向に向き直そうと、彼はその中心点にとどまっている。エゴはその世界の不動の核芯である。」
11.ドニ
「絵画とは、戦場の騎馬とか裸婦とか何らかの物語であるまえに、本質的に一定の秩序で統一された色彩によっておおわれた平面であることを銘記せよ。」
12.カンディンスキー
「さまざまな音調と音のテンポはつねに変化し、われわれの周囲をうねって螺旋状に上昇し、ついで突然崩れ落ちる。」
「音楽につづく第二の芸術は絵画である。絵画は、まさに今日から、構成なしには考えられない。」
13.マルク
「事物の有機的リズムに対する私の感覚を高め、血液の脈動と流動のなかで、また自然や樹木や動物や空気のなかで、汎神論的に自分を感じようと試みている。」
「私は、動物画以上に芸術の生命化に都合のよい手段を知らない。」
14.クレー
「芸術の本質は、見えるものをそのまま再現するのではなく、見えるようにすることである。」
「光のなかにおける同時性とは、調和であり、人間の視覚像をもたらす色彩のリズムである。」
「無理にでも分割しようとすると、その引き離された部分は死滅してしまう。分割できなくて融合していることが、本来のインディビデュアリティなのだ。」
15.キャリントン
「意識が明白になるのも、ひとつの幻覚じゃない?!」
「人間の魂は、まだ誰も足を踏み入れたことのない処女林のようなもの。」
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