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2014年1月7日火曜日

IONA Journey into the Morrn  イオナ

化粧品ではありません。
ロックバンドのイオナです。
しかし美を追求することを至上の使命と置くことでは
あながち無関係ではないでしょう。

どのようなバンドかといえば、一口に言えばグラナドをさらにプログレにブラッシュアップした感のバンドです。
エンヤの好きな方なら基本的に入り込めましょうか。
そう、ケルティックサウンドです。大変荘厳で重厚なうえ突き抜けるような清涼な広がりを感じさせるサウンドです。

アイルランドのロックバンド。
不動メンバーはコンポーザーでギタリストのデイブ・ベインブリッジとボーカルのジョアンヌ・ホッグです。後はアルバムごとに変わるメンバーなので、セッションミュージシャン的な位置と考えて良いようです。時折、プログレの代名詞とも言うべき大御所ロバート・フリップも参加していますので、気を付けなければなりません。6人編成です。今回もフィリップ翁がゲスト参加しております。

デイブは音楽一家に生まれて、音楽学校で正規の音楽教育を受けた人ですが、後にジェネシスの影響たっぷりのロックバンド、エクソダスを結成した人でもあります。
ジョアンヌは厳格な長老会牧師の父の元で声楽の英才教育を受け、自らの希望で医学博士となるためベルファスト医学大学に在籍していました。
もともと学業の傍らクリスチャンの芸術祭で歌っていた彼女をデイブが構想しているバンドのボーカリストを探していたプロジューサーが、目をつけたという経緯です。

デイブは、スティーブ・ハケットにも比較されるギター・テクニックをもち、その技巧をここでも余すところなく披露しています。リリカルで力強いため必然的にドラマティックな畳み掛けになりますが、とても覚めたクールなサウンドを保っています。
ボーカルは他に探そうとしても似た人は思いつきません。強いて言えば理知的なアニーハズラムという感じです。アニーの清純で天才的だが、どこか素人っぽいという部分が全くない声楽となっております。
完璧なボーカルです。

なお、このグループがケルトの物語をロック・フォーマットで音楽化すると言われるほどケルティックな雰囲気を強く湛えているのは、プロジューサーのケルト趣味の影響のようです。ですからこのプロジューサ^、エイドリアン・スネルは第三のメンバー的存在でありましょう。不動のプロデューサーです。

11:38のEngirglingはこのグループの真骨頂でしょう。
どんなグループかしらと興味をもたれる方はまずこれをお確かめください。
他にも良い曲、美しい曲はDivinePresenceなど、、、どれを聴いても良いですけど。






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